面積:13237平方キロ 。
地理位置:遼東半島の最南端に位置し、東側に黄海、西側に渤海、南は海隔てて山東半島を望む。
人口:670万 市花:月季
民族:漢族、満族、朝鮮族など。
1899年、帝政ロシアによる大連港の建設がスタートした、青泥窪という漁村が都市に変貌、1904年、日露戦争が勃発し大連が主戦場となるが、1905年ポーツマス条約が締結されると、日本による植民地時代が1945年まで約40年間続いた。名称については、日本軍により「ダーリニー」から「大連」に改称された。大連地区は丘陵が多く、平野や低地が少ない。地形は北から南へ傾き、北は広く、南が狭くなっている。気候は大陸性モンスーン気候で、四季はっきりし、しかも穏やかで心地よい。海に近いので、中国で有名な旅行、レジャー、療養に適した都市となっている。市街の南部には長さ約30キロメートルある海岸線が続き、沿線には東から西へそれぞれ棒槌島風景区、老虎灘海洋公園、付家庄海水浴場、森林動物園、白雲山、星海湾広場と星海公園、聖亜海洋世界などがあり、風光明媚な山や海は人々を魅了している。
大連の行政は三つの市(瓦房店市、普蘭店市、庄河市)と一つ県(長海県)と六つの区(中山区、西崗区、沙河口区、甘井子区、旅順口区、金州新区)に分かれている。また、経済発展の牽引役を果している国家級対外開放区が七つ(普湾新区、経済開発区、保税区、ハイテク産業区、金石灘国家観光リゾート区、花園口開発区、長興島隣港工業区)ある。
大連はまた『服装城(ファッションの都市)』、『旅行城(旅行の都市)』、『アカシアの町』、『リンゴの里』として有名、5月末から6月初めに花が咲くアカシア祭りは古くから有名である。1988年に始まった「大連国際服飾節」は経済や文化、観光が一体となった国際的な催しとなっている、市民がたくさん参加する大変賑やかなイベントである。そして丘陵地帯で果物が豊富、リンゴが美味しくて有名である。